過払い金請求を考えている人にとって気がかりなのは、過払いでどれくらい戻ってくるのかという点に尽きるはずです。
たくさん戻ってくるのであればすぐにでも過払い金請求をと考えるものですが、あまり戻ってこないのであれば「そこまでして」と思うかもしれません。
実際のところ、どれくらい戻ってくるのかは自分自身が違法金利の時にどれだけ返済したかによりますので、人それぞれではありますが、完済しているのであれば過払いは何らリスクが無いものですので、例え僅かではあっても過払いを行うべきです。
請求する事で、いうなれば「臨時ボーナス」を手にする事が出来るようになるはずです。
ですがまだ借金を返済中で、過払いで借金全てを相殺出来ない場合、過払いが任意整理へと変わります。
つまり、ブラックリストに載るという事です。
これは額の多少ではなく、「相殺出来なかった」という事実によってもたらされるものですので、仮にですが、相殺出来ずに残り数千円の支払いとなってしまっても手続き上は任意整理へと変わりますので、ブラックリストに掲載されてしまう事になるのです。
ですので、過払いをと考えているのであれば、行った際にどれくらいのお金になるのかまでしっかりと計算しなければならないのです。
ほんの僅かな額のおかげで、ブラックリストに入れられてしまう事になってしまったら大変な事です。
そのような事にならないためにも、額に関してはしっかりと計算しておくべきです。
また、どれくらい自分のもとに戻ってくるのかはもちろんですが、法律事務所などによって額が違います。
プロに依頼した場合は、報酬等も必要になってくるでしょう。
完全出来高の所もあれば、定額の所もあります。
自分自身の戻ってくる額次第でかなりの額の違いが出てきてしまいますので、過払い金請求をと考えているのであればいくら戻ってくるのかはもちろんですが、法律事務所などにどれくらい支払う事になるのかもしっかりと考えておかなければならないのです。
最終更新日 2025年4月25日