口臭のセルフチェックとセルフケア

例えば接客業であったり、サービス業であったり、お客様と対面する仕事をしていたりすると、口臭って気になりますよね?

たばこを吸う人は服や髪に付く臭いはもちろん、一服したあとの口臭も気になって、ガムをかんだり、マウスウォッシュをしたりと、何かと臭い対策する人は多いと思います。

気になり過ぎると、積極的にコミュニケーションできず、本業にも差し支えることになりかねません。

ただ、気にはなるのに自分ではなかなか気付けないのが口臭です。

「口臭くない?」って聞くのも勇気がいりますし、そもそもそんなことを気兼ねなく聞ける人もそう多くはありませんよね。

そこで今回は、セルフチェックでできる口臭確認の方法と、口臭予防の基本策をお教えしたいと思います。

まず、鏡に向かって舌を出してみます。

問題ない場合はピンク色をしていると思いますが、表面が白くなっている時があります。

この白く付着しているものは苔のようなもので、実は細菌の固まりなのです。

もし、白くなっている場合は専用ブラシで綺麗にしてください。

次に、いわゆる「歯間ブラシ」を使用してみます。

この時に歯間ブラシに付着する「プラーク」の臭いを確認してみます。

プラークとは「歯垢」のことですね。

もしこれに強い悪臭が確認できたら要注意です。

今度は口臭予防として、あらためて歯間ブラシでしっかり歯垢を取り除きましょう。

歯垢は口の中の細菌が固まってできた「細菌の結晶」です。

虫歯や歯周病などの原因にもなりますので、口臭のためだけではなく、普段からしっかりとケアしたいところです。

では、予防としてはどうするのがいいのか。

まずニンニクなどが含まれる臭いの気になる料理は極力避けます。

また、食事後は4時間前後で胃で消化されるため、それまではまだ残留している可能性が高いので、ブレスケア等で直接臭いを抑えるのが効果的です。

ガムもいいのですが、即効性はあっても持続性の問題があるため、それならマウスウォッシュを使うほうが効果的です。

最終更新日 2025年4月25日